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レースで走るバイク

ミニバイクレースに特化したサーキットの魅力

最高速よりも技術がモノを言うテクニカルなコースレイアウト

F1やMotoGPが開催されるような国際サーキットや、筑波サーキットのような大型コースとは異なり、桶川スポーツランド、秋ヶ瀬、明智ヒルトップなどのミニバイクに特化したサーキットには独特のコース特性があります。
最大の特徴は、全長が600m〜1km程度とコンパクトでありながら、コーナーが連続する非常にテクニカルなレイアウトである点です。

直線距離が短いため、最高速度は大型サーキットほど出ませんが、その分、一つ一つのコーナーでのブレーキング、ライン取り、そして立ち上がりのアクセルワークがタイムに直結します。
誤魔化しが効かないため、ライダーの純粋なライディングテクニックが磨かれる場所として、プロレーサーの輩出源ともなっています。

また、観客席とコースの距離が驚くほど近いのも魅力です。
金網一枚越しに、ライダーの荒い息遣いや、膝をする音、エンジンの鼓動がダイレクトに伝わってくる迫力は、巨大なスタンド席では味わえない臨場感です。

お小遣いで楽しめるモータースポーツ

サーキット走行はお金がかかるイメージがありますが、ミニバイク特化のサーキットはそのハードルを劇的に下げてくれます。

走行料の安さ

大型サーキットでは20分〜30分走るだけで数千円かかることが一般的ですが、ミニバイクサーキットでは半日や一日単位での料金設定が多く、一日走り放題でも4,000円〜6,000円程度で済むケースが多いです。

ライセンスや装備

高額な講習料が必要なライセンス制度ではなく、当日受付で数千円程度の会員登録をするだけで走れる場所も多くあります。

消耗品の安さ

速度域が低いことと車重が軽いため、タイヤやガソリン、ブレーキパッドなどの消耗が大型バイクに比べて圧倒的に少なくて済みます。

毎週通っても破産しないというのは、趣味として長く続ける上で最強のメリットと言えるでしょう。

週末はお祭り騒ぎのイベント多数

レース特化と聞くと敷居が高く感じるかもしれませんが、実は初心者への門戸が非常に広く開かれています。
平日や週末のフリー走行枠では、ツナギを着たレーサーに混じって、ライディングスクールが開かれていたり、初めて膝擦りに挑戦するライダーがいたりと、様々なレベルの人が走っています。

また、定期的に開催されるレースイベントは、単なる競技会というよりは、地域のバイク好きが集まるお祭りのような雰囲気です。
改造範囲の狭いノーマルクラスから、改造無制限のモンスターマシンのクラス、さらにはスクーターやカブ限定のクラスまであり、見ているだけでも飽きません。
パドックでは、ライバル同士が工具を貸し借りしたり、BBQを楽しんだりと、アットホームなコミュニティが形成されています。

世界最高峰を目指すキッズライダーの真剣勝負を横目に、大人が趣味で泥臭く競い合う。
そんな大人の部活動のような熱気が、ミニバイクサーキットには満ちています。

ミニバイクのレース