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ミニチュアのバイク

レースの規定に沿ったカスタムをしよう

ミニバイクレースに参加をする場合には、規定に従ってカスタムを行う必要があります。サーキットで走るとはいえ、安全にレースに参加するためには、きちんとした部品を選び、取り付けることが大切です。各種レギュレーションについて不明な点があれば、各サーキットに問い合わせてから規定に沿ったカスタムをするといいでしょう。

ポジションの調整

ハンドルやステップといったポジションを変えるパーツの変更は、操作性を上げることにつながります。比較的、簡単にカスタムできるのに見た目が変わりやすく、カスタムしている感が得られて楽しみやすいというメリットもあります。
とはいえ、レースの場合には、どうしても体格に合わない場合・レース向きでないバイクであるという事情がない場合には、極端にポジションを調整することはおすすめしません。走行する目的に合ったパーツやカスタム方法を選んでくださいね。

マフラー類

マフラー・チャンバーを交換した際にはキャブレターもしくはインジェクションの燃調セッティング が必要となる場合が多くあります。サーキット走行ではスプロケット交換での二次減速比の変更も必要となるでしょう。

マフラーについては、音量に基準値が設けられています。音量規制は公道だけではなく、サーキットを走行する際にも同様です。音量が規定値を超えてしまう場合には、バッフルやサイレンサーをつけて音量を下げることになります。
また、サーキットを走行する場合には、最高速度や加速に調整を入れることがあるかもしれません。その際には、エンジン回転数を変えるためにスプロケットの丁数を変えるといったカスタムが必要になるケースもあります。

タイヤ

タイヤにはグレードがありますが、レース用バイクの場合にはグレードの高いスポーツタイヤかハイグリップタイヤをお勧めします。ハイグリップタイヤはグリップを優先する分寿命が短いので、使用場所や使用頻度でタイヤを選択することで、タイヤの寿命を延ばせるでしょう。レースではなく単にサーキットを走行するという場合には、ライフの長いツーリングタイヤも選択肢に入ります。

ブレーキ類

バイクで走行するにあたって、ブレーキの存在は重要です。ブレーキフルードを定期的に取り換えるメンテナンスも大切ですが、カスタムをすることで、コントロール性や初期制動の良さが変わってくる奥の深いパーツです。しかし、ブレーキ類は、知識のない人が安易に触ると大きな事故につながりやすいので、不安があれば業者に依頼して調整してもらうことが大切です。

ミニバイクのカスタム