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バイクのライト

LEDライト交換のポイント

LEDライト交換のメリット

古い年式のバイクや、コストカットされた純正ヘッドライトに採用されているハロゲンバルブは、夜間走行時に暗さを感じることが多く、特に街灯の少ない峠道などでは不安要素となります。
これを最新のLEDバルブに交換するカスタムは、単なるドレスアップ以上の実用的なメリットをもたらします。

最大のメリットは、劇的な視認性の向上です。
LEDはハロゲンに比べて光量が圧倒的に多く、白くクリアな光を放つため、道路の白線や標識、路面の凹凸をくっきりと浮かび上がらせます。

また、消費電力がハロゲンの半分以下で済む製品が多く、発電容量の少ない小排気量車や旧車にとっては、バッテリーへの負担を軽減し、電圧を安定させる効果も期待できるのが特徴です。
見た目も黄色っぽい光から鋭い白色光に変わることで、車体の年式が若返ったようなスタイリッシュな印象を与えられます。

失敗しないLEDバルブ選び

市場には数千円の安価なものから数万円の高級品まで様々なLEDバルブが出回っていますが、選ぶ際に確認すべき重要なポイントが3つあります。

口金(バルブ)の形状とサイズ

まず、自分のバイクのバルブ形状と一致していることが大前提です。
さらに重要なのが後方のサイズです。LEDバルブは冷却用のファンやヒートシンクが付いているため、ハロゲンよりもお尻部分が大きくなりがちです。

バイクのヘッドライトケース内は狭いため、サイズが大きすぎるとケースの蓋が閉まらない、配線が収まらないといったトラブルが発生します。
必ずバイク用と明記された、コンパクトなモデルを選びましょう。

車検対応と配光性能

単にルーメンが大きいだけでは意味がありません。光が散らばって対向車をグレアさせたり、本来照らすべき路面が暗かったりする粗悪品もあります。
しっかりとしたカットラインが出る車検対応品や、信頼できる国内メーカー製を選ぶことが、安全とトラブル回避の近道です。

色温度

6000K前後の白色が最も見やすく人気ですが、あまりに青白いと、雨や霧の日に光が乱反射して逆に見にくくなり、車検にも通らなくなるため注意が必要です。

LEDライト交換のポイント

近年のLEDバルブは、純正バルブと差し替えるだけのポン付けタイプが増えており、初心者でも比較的簡単に交換作業が可能です。

  1. ヘッドライトユニットを車体から取り外す。または裏側のスペースを確保する。
  2. 防水ゴムカバーを外し、留め金を外して純正ハロゲンバルブを抜く。
  3. LEDバルブを装着し、留め金で固定する。
  4. コントローラーがある場合は、ハンドル操作の邪魔にならず、かつ熱がこもらない場所にタイラップ等でしっかり固定する。
  5. カプラーを接続し、点灯確認を行う。

交流電源のバイクの注意点

50cc〜125ccクラスの原付や一部のオフロード車では、ヘッドライトがバッテリーからの直流(DC)ではなく、エンジン回転に合わせて明暗する交流(AC)で動いている場合があります。

この場合、一般的な直流専用のLEDバルブを付けると一瞬で壊れてしまいます。交流対応(AC/DC兼用)のLEDバルブを選ぶか、配線加工で直流化する必要があるため、自分のバイクの電源方式を事前に必ず確認しましょう。

交換後は光の向きがズレていることが多いので、夜間に壁に向けてライトを当て、対向車の迷惑にならない高さに調整してから公道に出るのがマナーです。

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