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カワサキのマーク

KSR110(KAWASAKI)

KSR110の概要

ミニバイクにとっては十八番である街乗りはもちろん、通勤・通学からツーリングまで担えるポテンシャルの高さが人気のバイクです。残念ながら、度重なる排ガス規制への対応ができなくなったことから、2009年に惜しまれながらも生産終了したマシンです。しかし、2022年時点にも中古車が取引されているほど、未だに根強い人気を持つマシンです。

また、KSR110の魅力といえば、財布に優しい車体価格でしょう。新車でも乗り出し25万円前後という手の届きやすい価格になっています。バイク以外の趣味と比べれば高い部類であると思われるかもしれませんが、バイクであればかなりのお手頃価格で走りを楽しめるというメリットがあるということ。さらにいえば、カスタムパーツが豊富に出ているマシンでもあるので、自分好みのカスタムを低予算からスタートできるという点も、KSR110ならではの魅力といえそうです。

AT小型限定免許で運転できるスポーティーなバイク

KSR110は、オフロードの要素を引き継いだモタードスタイルです。見た目に違わず、スポーツバイクとしてのポテンシャルを持つスペックを持ちます。特に、走行性能は抜群で、走りに力を入れていることが伺えるバイクです。

ミニバイクはボディが小さく、パワー感も小さくなりがちなので、走りに特化するという傾向は薄いのですが、KSR110は走りに重きを置いており、オフロードにも耐えうるタフなバイクです。スポーティーなバイクが好みであれば、KSR110を検討する価値は十二分にあるでしょう。

スーパーカブシリーズにも使われている自動遠心クラッチが採用されているので、ギアをかえる操作性の楽しさはそのままに、複雑なクラッチ操作は省かれているため、非常に気軽に乗れるバイクといえます。パワーにはやや物足りなさを感じるかもしれませんが、燃費が低く、取り回しもしやすいので、通勤・通学や日帰りツーリングに使うマシンとしても優秀です。

ちなみに、2018年の道路交通法改正によって、普通自動車免許があれば普通二輪(小型AT限定)の免許はたった数日で取れるようになりました。AT小型限定というと、せいぜいスクーターに乗れる程度だろうと考える方もいるかもしれませんが、実はKSR110の自動遠心式クラッチのマシンも、クラッチレバー操作が省略されているということで、原付二輪(AT小型限定)で乗れるということです。

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